1
対汚染性
メンテナンスいらずのセラウッド塗装
日常使われる食品や洗剤、薬品等はもとより、強アルカリ洗剤やマジックなどの塗装面を犯しやすかった薬剤でも高密度のウレタンとファインセラミックスの効果で内部に浸透することなく、除去することが可能です。
塗膜面が緻密で、汚れが浸透しにくく、製品そのものが汚染されません
台所用品・食品・溶剤などを滴下し、常温にて時計皿で24時間被覆させた後、ふきんを使用して水洗いし被膜表面の状態を調べました。(油性マジック・接着剤及びクレヨンについては溶剤で拭き取り、被膜の状態を調べました。)
汚染試験結果
セラウッド塗装 | 通常のウレタン塗装 | セラウッド塗装 | 通常のウレタン塗装 | ||
醤油 | ○ | ○ | 食紅 | ○ | ○ |
ソース | ○ | ○ | 接着剤 | ○ | 汚染有り |
マヨネーズ | ○ | 僅かに艶変化有り | 除光液 | ○ | 僅かに汚染 |
ケチャップ | ○ | ○ | 25%水酸化ナトリウム | ○ | 汚染有り |
ドレッシング | ○ | ○ | マジックリン | ○ | 僅かに汚染 |
酢 | ○ | ○ | ママレモン | ○ | ○ |
カレー粉 | ○ | 僅かに汚染 | ドメスト | ○ | 汚染有り |
食用油 | ○ | 僅かに艶変化有り | 青色インキ | ○ | 汚染有り |
コーヒー | ○ | ○ | 黒マジック | ○ | ○ |
酒 | ○ | ○ | 赤マジック | ○ | 汚染有り |
セラウッド塗装 |
通常のウレタン塗装 |
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2
耐熱性
メンテナンスいらずのセラウッド塗装
セラウッドは高密度のウレタンとファインセラミックスの効果により、従来のウレタン塗料に比較し2倍以上の熱にも耐えることが出来ます。(製造社比)沸騰水が入ったやかん等を直接置いてもセラウッドの被膜は熱の影響を殆ど受けません。
熱に強く、高温にも耐えられます
白メラミン板上に各塗料を塗布し、熱したシリコンオイルを注いだ金属シャーレを直接置き、20分放置後、塗膜の状態を確認しました。
耐熱試験結果
シリコンオイル温度(℃) | セラウッド塗装 | 通常のウレタン塗装 |
60℃ | ○ | ○ |
80℃ | ○ | ○ |
100℃ | ○ | 僅かに痕跡有り |
120℃ | ○ | 僅かに痕跡有り |
150℃ | ○ | 痕跡有り |
200℃ | ○ | 痕跡有り |
セラウッド塗装 |
通常のウレタン塗装 |
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※「セラウッド塗装」は、単独では200℃の高温でも耐えることを示しています。
但し木材に塗装した場合は基材自体が熱により変形する場合がありますのでご注意下さい。
耐汚染性・耐熱性、どちらも優れているので、高温での汚れにも強い
ウレタンエナメル上に各塗料を塗布し、各温度下で黒マジックにて汚染し、同温度下で2時間放置後、トルエンにて拭き取り、その後の状況を確認しました。
セラウッド塗装 |
通常のウレタン塗装 |
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3
耐候性
メンテナンスいらずのセラウッド塗装
セラウッドは特殊な紫外線遮断構造により、紫外線の吸収範囲も広いため、トップコートとして塗装することにより、基材から中塗りに至るまで商品全体を紫外線による劣化から守ります。
塗膜だけではなく、機材自体を紫外線から守ります
促進耐候性試験(サンシャインウェザオメーター)
セラウッド塗装 |
通常のウレタン塗装 |
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促進耐候性試験(サンシャインウェザオメーター)
強敵、「紫外線」から天板を守ります。
紫外線は、肌を日焼けさせてしまうのと同じように天板をも日焼けさせ、表面をボロボロにしてしまいます。強靭な耐候性を持つ「セラウッド塗装」は、特殊な紫外線遮断構造により天板を紫外線による劣化から守ってくれます。
セラウッド塗装 |
通常のウレタン塗装 |
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セラウッド塗装を施した天板です。セラウッド塗装は耐候性に優れている為、日焼け(紫外線)による天板の変色や劣化はほとんど見られません。 |
通常のウレタン塗装の例です。長時間、直射日光に当たっていたことより、中央の日陰になっていた部分意外は、変色を起こしてしまっています。 |
4
環境対応
メンテナンスいらずのセラウッド塗装
セラウッド塗装は環境にも配慮しており、ホルムアルデヒドをはじめとする厚生労働省が策定しているシックハウスの要因物質は一切配合していないため、インテリアの塗装にも安心してご使用いただけます。
シックハウス要員物質をカット F☆☆☆☆取得
厚生労働省 第7回スックハウス問題に関する検討会で平成13年7月5日に策定された13物質は一切配合しておりません
「F☆☆☆☆」とは、板材のホルムアルデヒド放散量の区分を示す基準のことです。日本農林規格(JAS)や、日本工業規格(JIS)が定めた物で、「F☆」から、「F☆☆☆☆」まで4段階あり、もっとも厳しい「F☆☆☆☆」で放散量の平均値が0.3mg/l以下、最大値が0.4mg/l以下となります。